ケースに巻き込めることができるテープ形式の定規
コンパクトでありながら、必要な最大長さを測りすぐに収納することが出来る
爪先が動くのはなぜ?
引っ掛けて測定する場合と、突き当てて測定する場合の両方使えるようにしてあるからです
ツメ先の厚さ分が動くことにより、どちらも0点を指すことができます
先端の穴は何に使うの?
こちらの穴はデザインではなく、意味があります
使い方がコチラです
このやり方なら1人でも長い距離を測ることができます
爪の先がギザギザになっているわけ
このギザギザは模様ではなく意味があります
このように印をつけることができます
ケースにかかれた数字表記の意味
この数字表記はメジャーケース全体の幅を表示しています
角から角まで測る時にツメ先は角につきますが、反対はテープを折り曲げて数字を測ることになるので正確に測ることが難しい場合があります
そういった時に表示されたケースの幅を足すことで正確に測ることができます
455に矢印がついてるのはなぜ?
住宅建築において日本古来から尺貫法(しゃっかんほう)と呼ばれる単位を使用しています
そして3尺がメートル法になおすと約910mmになります
住宅の基準が尺貫法で統一されているので、材料も施工しやすいように同じく統一された規格寸法になります
板、ボード類などは1820mmX910mm
根太や下地の間隔も300mmから455mm
ボードを半分に墨付けしたい時や、根太間隔を455mmとしたとき印があるとわかりやすいこともあり
それだけ多用することがあるので印がついているのです
天井高を1人で測る方法
まずメジャーのツメ先を天井に当て、メジャーケースの持ち手側のテープを膝に当てて、さらに伸ばします
あとはその伸びたテープを床に押し当てれば1人で測ることができます
メジャーの選び方
爪先に磁石の付いたメジャーはLGS下地のランナー部分に入り込んでしまったり、本来目的とは違う鉄製のもの引っかかってしまう場合などがあります
業種により扱う内容を熟知したうえで検討する方がよいかもしれません
またあまり精度を必要としない、頻度も少ない場合は100均もしくは300円程度のメジャーでも十分使えますのでオススメします