カッターナイフの選び方と使い方のすべて

 

 

・そもそも、カッターナイフに使い方なんてあるのか?

 

・カッターナイフでケガをする人がいるけど、不器用だなー

 

・カッターナイフの種類が多くて、どう使い分けているのか、わからない

 

 

このいずれかに、該当するお方には、有意義な内容になっていますので、ぜひ参考にしてみてください!

 

 

[voice icon=”https://maeson-gt.com/wp-content/uploads/2018/06/2オニャカタ吹き出し.png” name=”オニャカタ” type=”r”]段ボールをあけたり色々つかうのに、カッターの使い方なんて、学校で教わった記憶は無いニャね、そしてカッターはキケンな道具でもあるニャ[/voice]

 

 

 

そもそもカッターに使い方なんてあるの?

カッターというのは、最も幅広く使われている道具の1つです。

なので刃を出して、切るという簡単なものだと思われがち(実際はそうなのですが・・・・)

 

しかしカッターでケガをすると、キズがあさければ治りやすく、キズが長いと縫わなければいけない

極端にどちらかになってしまうことになります。

 

もともとカッターの刃は、ものすごく鋭いために、ケガをしても傷口がふさがりやすく

わかりやすく言うと、ノコギリの刃はギザギザで横にも広がっているためにノコギリで指をケガしたときは治るのにすごい時間がかかってしまいます。

 

キズが長いと縫わなければいけない理由は、引く力が強く勢いのままに手を切ってしまったというときで、カッターで最も恐ろしいケガになります。

 

 

 

 

 

カッターの刃はベニヤ板を切れるほどの切れ味をもっている!

包丁や大工道具のノミといったものは、切れなくなってきたら砥ぐことで切れ味を戻すことができますが

砥ぐ人が下手ならば、あまり切れないものになってしまったり人の腕によって切れ味が左右されます。

しかしカッターナイフは切れなくなったら、刃を折ることで、簡単に最高の切れ味に戻すことができます。

もともとカッターの刃は鋭く人の腕で切れ味が左右されないために常に最高の切れ味をたもつことができる道具ということになります。

手間を折ることですぐに鋭い切れ味の刃物に取り替えることができるのが、カッターナイフの一番の魅力です

 

 

[voice icon=”https://maeson-gt.com/wp-content/uploads/2018/06/2オニャカタ吹き出し.png” name=”オニャカタ” type=”r”]折る刃のカッターは日本生まれの道具ニャ![/voice]

 

 

 

 

 

カッターナイフでケガをしないためにも正しい使い方をマスターしよう!

 

そもそも使い方なんてあるのか?とお話をしましたが、使い方というよりは最も重要なのは、支えている手の位置です。

なので、ココだけマスターすれば、カッターの使い方は習得したようなものです。

 

 

 

その①刃の進む先に手を置かないこと!

 

 

ケガをする原因の100%はココになります。

なので、 「支えている手の位置は、絶対にそこじゃないといけないのか?」と自分に言い聞かせるのがポイントです。

「仕事がどうしても忙しく、そんなことを考えている暇はない!」と気持ちが伝わってきそうなのですが、忙しいからこそ勢いのままに手を切ってしまい

指が包帯でグルグル巻きになり、仕事がやりづらくなります。

またそんな状態で仕事をしていると、「包帯巻いてるけど。カッターで切ったらしいよ~不器用だね~」なんて噂されたりするかもしれません。

ちょっと嫌な気持ちになってしまうかもしれませんが、これは自分がケガをしないためなので

 

・物は持ち上げて切らないといけないのか?

 

・物を取り出して、不安定な位置で切ろうとしていないか?

 

・支えている手の位置は、カッターの進む先にないか?

 

このポイント3つをしぼっても、一番守るべきポイントはカッターの進む方向には手を置かないことです。

ここを守ることができれば、ほぼ攻略したようなものです。

 

 

 

その②カッターで、どうしても引く位置に手を置かなければいけない!そんなときは専用定規を使用する

 

もしカッターが定規からズレてしまった!なんてことがあったときは指を切ってしまうことになりますが

それを防ぐためにカバーがついた定規もあり、万が一!のときに守ってくれる定規があるなんてなんとも優しいものです。

 

[voice icon=”https://maeson-gt.com/wp-content/uploads/2018/06/2オニャカタ吹き出し.png” name=”オニャカタ” type=”r”]意外かもしれニャいが、カッターは建築の世界でも、ものすごく使われている道具の1つで日本の家のほとんどの壁はカッターで切っているといっても過言ではないのニャ!そんなデカくて長い壁をカッターで切っていくとなると支える手の位置はどうしてもカッターの進度に行きがち・・・そんな状況から守ってくれるのが安全カバーなのニャ![/voice]

 

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その③カッターナイフの折り方は正しい?

 

地面や作業台の上でカッターの刃をおしつけて折るやり方が最も手っ取り早い折り方になりますが、この折り方はやめたほうがいい理由があります。

 

 

[aside type=”warning”]おしつけて折ることをやめたほうがいいワケ

・強い力でおしつけて折るために、折った刃が跳ね返って目に飛んでくる可能性がある

・この折り方は、カッターの切れ目通り折れてくれないことがある(もったいない)

・折れた反動で誤って指を切ってしまう

・本体に無理がかかるので、本体が割れてしまい使えなくなってしまう(お金がかかる)

[/aside]

 

実際に慣れ始めると、おしつけて折るのが早い!と思うのですがトータルで見てもデメリットしかありません。

なにをして折るのがいいのかというと・・・

 

 

 

カッターナイフの正しい折り方はペンチを使う

 

ペンチでカッターの折る位置に注意してはさんで

 

ポキッとな!

 

 

めんどくさいと思う気持ちがでてくるかもしれませんが、ペンチで折ったほうが安全で、無駄なく綺麗に刃を折ることができ

時間もたいしてかわらないので、このやり方がトータルで見ても正しい折り方になります。

 

 

ペンチまでは持ち歩けないな・・そういったときは折り具を使う

 

ペンチを用意しなくても、こういったもので折ることができ、さらには折った刃の処理に困らずにすむところもメリットです。

というのも折った刃は金属のゴミなので、ゴミ箱にポイともいきませんし、かといってそのまま置いておくのも誰かがふれるかもしれないので危ないですので

折ると、捨てるを1回ですませることができ、手間をはぶいてくれます。

 

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カッターについての正しい使い方と折り方を紹介しましたが、ここからはカッターの種類やサイズによって使い分けがあるといったことを紹介していきます。

 

カッターの選び方

 

カッターには大きいサイズから、小さいサイズのカッターがあり、やはり使うところによって適正なサイズを選ぶことも大事になってきます。

どう言うことかというと、大きいベニヤ板を切ることができる大型のカッターに紙を切る作業につかうと刃の厚みで大きく切りすぎてしまったり

小さいカッターでベニヤ板を切ろうとすると、負けてしまい刃が折れてしまいケガをする。といったところになります。

 

 

・ベニヤ板など厚い材料を切りたい

・ダンボールをカットしたいけどコンパクトな大きさがいい

・紙を切ったり、段ボールのテープをカットするといった家庭で使えるコンパクトなカッターがつかいたい

・内装用やDIY作業で、使いたいカッターはどれがオススメなの?

 

 

といろいろな用途やどれがいいのかと悩んでしまいます。

 

基本的にオススメするのはオルファが販売しているカッターになり、100均や安いカッターで選ぶのも自由なのですが、使い勝手が違うことにあります。

というのも刃の出し入れがしやすいことや、売られているカッターの刃のサイズが違ったり、刃が出にくくなる(中がズレてくる)といったことがでてくるので数百円の差ですがかなりかわってきます。

 

 

 

カッターはどんなサイズが自分にあっているの?

 

ダンボールテープカット作業や、ダンボールカットまでできる幅広く対応したサイズのカッター

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他にも似たようなカッターがあり、写真でみる限り違いは無さそうですが、大きさは全く違います。

その大きさの違いはどう変わるのかというと、このカッターは握り具合や刃の出し入れの重さ(スムーズさ)

やはり大型のカッターは、重くて大きく握らないといけないので仕事などで1日中つかっていると大型のカッターでは刃の出し入れのスムーズさなどを

考えるとトータルにはちょっと疲れるなという印象をもちます。

また家庭用にも!となると大型は場所をとったり、大きい刃を使ってまでとはいかない!もう少しコンパクトなものがいいとなるとこのサイズが最もオススメする物になります。

腰袋に入れるときなども、気持ち程度ですが出し入れなどスペースなども使いまわしがきき本当にちょうどいいサイズになっています。

大型サイズの方が値段も安いのは多く売られており最も多く使われていると言うことになります。

しかし多く使われているからいいというわけでもないのがカッターの選び方の面白さです。

基準は建築材料からダンボールカットと大きいものに振り分けられているので、おもに業務用で使うのであればこのカッターが最もオススメです。

 

さきほど紹介したカッターの替刃

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カッターの替刃は大きさがあるので気をつけよう!

カッターには特大(25mm)大型(18mm)厚型(12,5mm)小型(9mm)となっています。(オルファカッター仕様の基準)

さきほど紹介したカッターは厚型の12.5mmとなっています。

 

 

内装用カッター(おもに壁紙用)

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壁紙には1枚でグルッと部屋中をはっているわけではなく何枚もはって部屋の壁紙を仕上げているのですがよくみると、切れ目があります。

その切れ目というのは壁紙を切るときに重要なことで、刃が太ければその切れ目がハッキリと見えてしまいます。

切れ目を綺麗に仕上げるために、この内装用カッターというものがあり、細く鋭くとがった仕様になっています。

なので内装用ではなくても、繊細で綺麗に切りたいというときや日曜大工で内装をDIYするときはこのカッターもオススメします。

 

 

刃が内蔵しているカッターはオススメできない!

 

カッター本体に刃を内蔵できるタイプのものは一見、便利そうなのですが、これはオススメできません。

というのも内蔵してあるカッターの刃を出し入れする時に、つまって刃がでなくなったりと、最終的には出し入れができなくなり

使えなくなります。高いお金を払ったのに、買い直すハメになります。

また刃が内蔵してあるのと、重いです。(使いづらいデメリットです)

 

黒刃カッターってどう違うの?

 

黒刃カッターは、黒色に目が行きがちなのですが、これは通常のカッターの刃より、鋭くなっています。

Vの字がさらに鋭くなっているというものです。

 

 

 

まとめ

・刃の進む先には手を置かないことでケガをふせぐことが大事

 

・どうしても進む先に手を置かないと切れないときは、専用のカッティング定規を選ぼう(定規の長さには気をつけましょう)

 

・カッター刃を折るときは、ペンチを使うことが大事、また専用の折り道具を使うことで折ると捨てるを同時に終わらせることができる。

 

・家庭用なのか、仕事用なのか、でカッターの選び方が変わってくる

 

 

ちなみに刃の交換時期ですが、一概にこれといったものはありません。(メーカーさんもそう言っています。)

「切りにくいな・・・と思ったら交換の目安」となり、もちろんマメに折ることで、最高の切れ味でたもつことができ、材料も綺麗に切ることができます。

できれば、切りにくいなと思う前に折るのがベストなのですが、こればっかりは切るモノと経験を積むことでバッチリな交換時期の目安を探していくしかありません。