マキタの新型18VインパクトTD172Dを買ってみた感想を純粋にレビューしていきたいと思う

TD172D

マキタの18V新型インパクトドライバーTD172買っちゃった。

マキタのTD149Dからの新型TD172Dなので、新型との差はかなりあるはず。

久しぶりにマキタの新型インパクトドライバーを手に取ったけどここまで変わったのかという衝撃が走ったのが率直な感想。

①マキタ新型インパクトTD172Dはモード切替が使いやすい。

打撃モードの4つ点灯=最速のモード状態

TD149からTD172Dの違いを説明するような感じにはなってしまうがマキタ新型の機能は「モード切替」がスイッチパネルを押すことで可能になっている。

これで何ができるかと言うと・・・

・トリガーの握り具合で調整することなくフルトリガーしてもトルクを調整してくれる。

・打撃モードの4つと楽ラクモードの4つの計8つのモード切替ができる。

マキタTD172Dの打撃モードは・・・

打撃モードでは4段階にわけてパワーやスピードを調整できる。

4つ点灯(最速)=3800min 回/分 マキタTD172のパワーを最大限に発揮する。

3つ点灯(強)=3600min 回/分 TD172はパワーが強いためもう少し抑えたいときに使う。

2つ点灯(中)=2600min 回/分 化粧材などの仕上げ作業に。

1つ点灯(弱)=1100min 回/分 手で握るには小さいネジやサッシネジなどの締めつけ

このモード切替がすごい便利!

というのも今まではモード切替ができなかったのでトリガーで調整するしかなく、誤ってフルトリガーでカムアウトして化粧材を傷つけることが何度もあったので、このモードはすごい使いやすい。

打撃モード(中)は仕上げでは重宝するかも・・

4段階でそれぞれの段階調整の間隔が適切と言えばいいんでしょうか。

打撃モード4(最速)ではマキタの新型TD172の締めつけスピードはかなり速いです。TD172従来の純粋なパワーですが、いままでのTD149に慣れているものからすれば早くて若干使いにくいかも?っと思われる方でも打撃モードの3(強)にすればちょうどいい感じなのかなと思います。

といっても打撃モード4で普段は使っていくと思いますね。

モード切替ヤバイ使いやすい・・・

マキタのTD172Dの気が利いてる点が手元ボタンがあること。

作業中にスイッチパネルをいちいち押しているのではめんどくさい時にインパクトを手持ちしながら人差し指で手元ボタンの切り替えることができる素晴らしい機能。

スイッチパネルからでも手元ボタンからでもモード切替ができるということになります。

手元ボタンで出来るのは打撃モードの4段階の切り替えのみ

スイッチパネルは楽らくモードでしか切り替えしないほど手元ボタン使ってますね これはいいわ

マキタ新型インパクトTD172Dの楽らくモード

青く光れば木材ボルトテクスを切り替えることができる。

木材も打撃モードもどう違うの?って思ったのは私だけじゃないはず・・・

打撃開始前ってネジが入りこむまで低速回転させるじゃないですか?入りこんだら一気に高速回転する。っていうインパクトドライバーの締めつけあるある

それがこの木材モードです。打撃開始前は低速で回って打撃開始後は一気に最速で打ち込むモードです。

木材だったらこれでいいんじゃないかなとは思いましたが、TD172Dは回転数もあるので柔らかい木材だと打撃が発生する前に打ち終わることもあるので早く打ちたい人にはどうなんだろうというのが正直なところ

カムアウトもしづらくなったしかなり使いやすいし、これはつかってみて打撃モードの最速で行くのか木材モードで確実に打っていくのかこれは腕の試しどころでもあります。

ボルトモード=ボルトネジを緩める時にボルトの脱落を防ぐモード

テクス薄=薄い鋼板同士を締めつけ、打撃が発生すれば自動的に止まるモード

テクス厚=テクス薄と違うのは打撃が発生しても止まらず打撃発生時に低速で遅くなるモード

それで楽ラクモードは手元ボタンで切り替えることができませんがそのデメリットを補えるのがメモリー機能

これはなにかというと手元ボタンを押したときに自分のお気に入りのモードに切り替えることができるものです。

これが便利なんですけど使ってると常に点滅するので夜だと目が若干チカチカして普段使いには気になるので私はメモリー機能は使ってません。バッテリー減り大丈夫かなランプ点滅で寿命減らないかなと神経質な私には若干向いてなかった。まぁそんなんで減りはしないだろうけど。

頻繁に機能切替する多能工にはもってこいなのかなと。

マキタの新型TD172Dは夜にオーラを放つ!

TD172Dライト夜間作業

すごい便利だなと思ったのが、正転逆転の中間の位置でトリガーを引くとライト点灯と消灯ができることです。

ハイコーキモデルではスイッチパネルボタンを押さないと点灯しなかったり、夜間になると勝手に点いたりするのですがマキタ新型にいたってはライトがついたらスイッチパネルを押すことなく指で点灯と消灯を切り替えることができる。

まぁ便利。

といってもライトモードはそんな頻繁にするものでもないですがどうしても納期が迫ってくると夜間作業が多くなったときに照明が当たらず見えにくい場所ではライトは使いやすいしすぐに手元の指で消灯もできるのでもう使いやすいのなんの

夜にオーラを放つという意味はコレ

ヘッド先端が若干青く光ってるのですが、夜間真っ暗になっても蓄光でインパクトの場所が分かり易いんです。

真っ暗だと一目で確認できるほどなので薄暗い現場で見失った時は一発で見つけられるメリットがあります。

夜のオーラは半端ないです。ここまでやったかマキタさん・・・「農業にしか力入れてない」と感じていたあの頃の私にはこの新型インパクトの細かい配慮がヒシヒシと伝わってくる。

まさにキングオブインパクトの名にふさわしい

TD172DRGX(本体とバッテリー2個、急速充電器、ケースのフルセット)

やはり多モデルと比べても、マキタってやっぱりいいなと思った点がいくつかあって

ビットは取り付ける時だけはスリーブの引きがいらず、そのままカチッと装着できる。

ビットを外す時はさすがにスリーブを引かなければ抜けない。

無論のブラシレスモーターでメンテ不要

マキタ新型18Vインパクトドライバーのブラシレス
ヘッドにブラシレスのBL表記
本体にも横文字でブラシレス!

ブラシレスであることを本体2か所でアピールするほどの熱意である。

TD172Dの評価はここにあり

やはりなんといってもデザインがカッコいいこの評価に尽きる。

おいおいここまで来てそれかよと思うかもしれないが、デザインがめちゃめちゃカッコいいのだ。

今までのマキタインパクトと言えばゴツゴツして重圧感のあるなんともまとまり感のないデザインだったが

もちろん従来のデザインが好きだという方もいるかもしれないが私は断然新型派だ!

新型のTD172Dは手に取れば使い勝手よりも外観に目がいってしまう惚れ惚れしてしまうデザインになっている。

この後ろ姿のオーラはなんだ・・カッコ良すぎる!

やっぱりカラーはなんだかんだ1周まわってマキタブルーが一番カッコいい。

といってもカラーは人それぞれの好みだが、現場の職人とカラーリングが被らないうちに早めに自分の好みの色にするのが懸命だ。(そうすれば自然と別の色にしてくれるから・・・)

ちなみにカラーが被っても

マキタインパクトドライバーのアイテムでカラーバンパをチェンジできる。

注意書きでもあるようにカラーバンパは蓄光がありません。

マキタ新型のTD172を安く買う方法はある?

ちなみに今回私が買ったのはこの3つ。

TD172D本体のTD172DZ

マキタ純正バッテリーBL1820B

なぜ2アンペアのバッテリーにしたかというと軽さを重視したかったからです。今までは6アンペアのバッテリーを使ってましたがやはり重い・・・

なので使うシーンによってわけることにしました、1,5アンペアだと気持ち足りないし3アンペアだと若干重みが増してくるしのほどよいバッテリー持ちの中間で2アンペアにしました。

これに慣れると6アンペアは無理かなとと思ってしまうほどです。

今でいう話題の40VMAXですね・・あれも純粋に5アンペアの重みがありますからね

やはり使ってて重いんですよ。

充電器はDC18SD

今回充電器も新調するにあたって新しく充電器も急速充電器になっているではないか

となりましたが価格が倍以上することとそんなに急速充電が必要じゃないこと。あと周りの声を聞いて急速充電は気持ちバッテリー寿命が短くなったといった話を聞いたことがあります。バッテリー寿命に関してはごくわずかな差だとは思いますが・・・

あともう1つは互換バッテリー(社外品)と急速充電器の相性が最悪だということ。

私は過去に互換バッテリーを使用して数回しか充電してないのに使えなくなった経験があったのでマキタの純正バッテリーしか買っていないのですが、ここ最近ネットで買う人が急に増え始めて(かくいう私もネットで買っているのだが・・・)マキタの互換バッテリーが大量に売られていることがあります。そりゃあ安いからみんな選んじゃうよね~ まぁバッテリーが使えなくなる失敗でいずれ純正がいいとなりますが・・・

まぁこれはいいとしてマキタの最近の充電器が急速充電器でしてこれは名前の通り、充電を急速にして今までかかった充電時間が半分近くになるといった現場向けの充電器なのですが

この急速充電器に互換バッテリーを使用すると爆発してしまうというのが1年に何十件とあるそうです。

しかもバッテリーが爆発したら最後で燃焼し続けるので火事になるパターンが多いです。

実際に公式でも純正バッテリー以外は使わないで下さいと注意喚起されてますが現状としては安い互換バッテリーに目がいっちゃうようです。

それでもって私は純正バッテリーであり、急速充電も必要ないのであえて単品で充電器を買いました。

もし急速充電器の入ったマキタのフルセットを買う時は互換バッテリーといった表記がないかだけ確認しましょう。

ネットだと互換バッテリーと入れ替えてあるものもあるので買う前に純正か互換かを確認しましょう。

もし互換バッテリーだったら正当な理由になるので返品が可能です。

マキタ純正バッテリーを見分ける方法はシンプルで純正バッテリーと表示されているか だけです。

これもマキタ公式に載っています。

マキタのロゴマークがあるかどうか!と純正かの確認は忘れずに!

今回購入した充電器「DC18SD」

マキタ DC18RF(液晶画面 +スマホ等充電用USBポート付) 7.2V-18V マキタ(for makita) 充電器DC18SD 充電器
laipuduo

この充電器は急速充電ではないためすぐに充電したいプロは向いていませんが、私はバッテリーがいくつかあるのとそこまで急速を必要としていないところと安さ、あとバッテリー寿命が若干減ると言った職人話しを聞いてこちらを選びました。無理に急速充電する必要はないと判断しました。(金がない理由のこじつけの1つだったりして)

マキタTD172Dのフルセットであれば本体と純正バッテリー6アンペアの2個、急速充電器、ケースが入っています。

最悪なのがどこがつくったかわからない中華性の互換バッテリーと急速充電器なので、このセット内容のDRGXは純正バッテリーです。

互換バッテリーである場合はそう書いてあるのでネットで買う場合は注意して見ましょう。

TD172D最高にカッコいい!

モード切替による使い勝手のよさといい握り具合のグリップ感といい毎日眺めてしまいます。

買って良かったTD172D