・木材の角を丸くしたいけど(面取り)どの道具を使えばいいの?
・削るものっていうイメージしかないけど便利なの?
・大工道具かんなって難しそうだけどさわってみたい。
かんな削り大会に出場経験のあるマエソンが「替え刃式かんな」の魅力について語っていくよ
DIY初心者でもすぐ使えるように使い方やオススメのサイズも紹介
手短に言おう!鉋(かんな)はDIY初心者が手を出すと痛い目を見る道具だ
少なくとも毎日3か月間練習すれば習得することができるだろう。
ただ「替え刃式かんな」で「面取り」をするのであれば話が変わってくる。
買ったその日のうちに使うことができるぞ!
「替え刃式かんな」の「面取り」でできることって何?
・とがった角を丸くすることができる。
・面取りするだけではなく角を円のように丸くすることができる。
・家庭用の木工DIYでは必須と言える面取りができる。
面取りをしていないとささくれが指にささったり
角がとがっていて手に当たると痛い
木工DIYでは面取りをすることでそんなストレスや家庭内クレームがなくなります。
2x4材は面取りされているからヤスリ掛けで十分だが、棚につかうパイン集成材などの国産の木は角が必ずあるから面取りは必要になってくる。
というか面取りしないとDIYは完成とは言えないな!
こどもが角でケガをすることがあってはならんのだ!
なんで「かんな」より「替え刃式鉋かんな」がオススメなの?
かんなが難しいといわれている理由の大半は「刃研ぎ」です。
その刃研ぎを省略できるのが「替え刃式かんな」になります。
DIYであれば「面取りかんな」として使えば台座の調整もする必要がなく「買ってすぐに使えるため」圧倒的に作業が進みますのでかなりオススメです。
・DIYで使うオススメのかんなの大きさ(サイズ)を1つだけ厳選
・替え刃式かんなの使い方
「かんな」と「替え刃式かんな」の違いとは?刃研ぎが難しいといわれる理由
・かんな刃をまっすぐに研がないといけない。
・かんな刃の先が丸くなってはいけない。(角度が一定じゃないと丸くなる。)
・砥石がへこんでいるとかんな刃も同じように丸くなる。
・長時間同じ姿勢で同じ角度で研ぎ続けなければならない。
・かんな刃が丸くなると卓上グラインダーで直す必要があるが熟練の技が必要(これが一番難しい)
なので「かんな」の習得の難しさや技術は刃研ぎにあります。
なのでDIY初心者にオススメする「かんな」は「替え刃式かんな」
・切れ味が落ちたら、かんな刃をカッター刃のように交換できる。
・替え刃式のかんな刃は研ぐ必要がなく、すぐにつかうことができる。
・木材の角を丸くするならかんな本体を調整する必要がない。
替え刃式かんなの刃は切れ味がすぐ落ちる?交換頻度はどれくらい?替え刃は何枚か必要?
DIYであれば頻度によるけど3年に1度で十分だね。
そんなんじゃ・・・かんな天下一武道会では勝てないぞ!
日曜大工で使う分には切れ味が落ちたらで十分さ!
最後にはヤスリがけで仕上げるし、面取りは荒削りで十分。
それに日曜大工でその都度刃を替えていたらお金が勿体ないよ。
かんな本体を調整する必要がないってどういうこと?
かんなは「のこぎり」や「のみ」では削ることが難しい箇所をかんなで削ることできれいに仕上げることができます。
かんな本体も木材なので木材の反りなどがあり中にくぼみを作ることで刃が材料に当たらない現象を防ぐことができます。
ですが・・・面取りかんなとして使うのであれば「のみ」を買ったりする必要はなくDIYでは買ってすぐに面取りかんなとして使うことができるのです。
木工で面取り(角を丸くする)とき何の道具や工具を使うのが一番いいの?
その答えが鉋(かんな)であり、DIY初心者にオススメするのが替え刃式鉋(かんな)になります。
サンダーでも面取りはできるがデメリットがある。
・サンダーの振動によりキレイに削ることが難しい(ばらつきがある)
・粉じんが出るので作業がしづらい
・サンダーの種類によってはまったく削れない。(仕上げサンダーなど)
それにくらべて「替え刃式かんな」は騒音もなくキレイに早く面を削ることができます。
また面取りされた板は高いため、自分で削れば節約にもなるのがメリット。
角が当たって痛いを防ぐのが「面取り」なので木工ではこのような面取りシーンは多くなるので「替え刃かんな」を1つだけでも持っていると作業スピードや効率が全然違います。
替え刃式かんなの使い方と刃の調整方法
替え刃式かんなでも刃の調整方法や使い方の説明書はないから自分で調べる必要が出てくる。
むかし出場した「かんな天下一武道会」を思い出しちまったぜ!
熱くなったオレも説明するぜ!
かんな刃を取り出すことから始めよう!
かんな台の先を叩くことで刃を取ることができるけど、思いっきり叩くと刃が落ちてしまうから刃を指でおさえるのがポイントだ!
おいおい・・・ポイントはそれだけか?
まだ注意点が残ってるぞ!
かんな台を水平に叩いたら割れてしまうことがあるので注意!
なので必ず斜めに叩くのがポイントです。
かんな台を叩くことで刃を取り出す(ばらす)ことができます。
切れ味が落ちたら取り出すことで刃を交換することができます。
かんな刃の取り付け方と刃の出し加減の調整方法
①かんな刃を取り付けよう
②刃を入れてからかんなの裏金をいれよう!裏金(うらがね)は刃をおさえるためにある
③裏金(うらがね)と刃を交互に叩いて調整しよう
裏金が奥までいかないと刃がしっかり固定されないのと刃を叩きすぎると刃だけが先に出てしまうので、刃と裏金を叩いては出過ぎたらかんな台を叩いて戻すといった作業を繰り返します。
④裏金で刃をしっかり固定できたらかんな台から刃を出していこう!
横から見るとこういう感じで叩きます。
それで自分の目線は
面取りだとしても、これは出しすぎだな!
もう少し引っこめた方がいいぞ!
微妙な出し加減をこの目線で刃を直接叩きながら調整します。
⑤ベストな刃の出し加減はこれくらい
といっても自分が削りやすいと思った刃の出し加減が一番ベストです。
いろいろ試してみましょう。
替え刃式鉋(かんな)DIYでオススメの一品はコレだ!
DIYで面取りかんなとして使うなら42mmのサイズがちょうどいいです。
このサイズが日曜大工で使う分にはちょうどいいし、収納場所も邪魔にならず、面取りする分には使い勝手もいいし
実際に私がDIY用ではこのサイズのものを使っています。
オススメ1位は萬太郎 替刃式かんな 細工用 42mm(実際に私が使っている替え刃式かんな)
替刃も一緒に買うことをおすすめします。
メーカー廃盤だったらすみません。
オススメ2位は角利 利蔵 替刃式鉋 42mm
もし1位の萬太郎かんなが廃盤でなかった場合は角利がおすすめ。
というのもこの替え刃式かんなは裏金と刃の調整をする必要がなく、刃を叩くのみで出し加減を調整できます。
かんながまったくわからない方は初めて刃の調整をするには使いやすいです。