インパクトドライバーではタイヤ交換はできるの?
結論
タイヤ交換は出来ません。…正しくはタイヤのナット回しに使用するのなら問題なし!
インパクトドライバーでのタイヤ交換は「ナットを回す手間を省くこと」と思っておくべきです。
といっても仮止め状態からナットを十字レンチで回すのとインパクトドライバーで回すのとでは時間のかかり具合が全然違いますので、十字レンチで回すくらいなら断然インパクトドライバーはオススメです。
インパクトドライバーでタイヤ交換をする方法
インパクトドライバーをレンチとして使うには、六角ソケットアダプターとソケットが必要になってきます。ソケットの大きさとして19mmと21mmがあれば問題ないです。
六角ソケットアダプター
ソケット
といってもソケット単体が思っている以上に高いです。
もしインパクトはあってもアダプターも無ければソケットもないのであればインパクトレンチのセットで付いてくるソケットを使用する手も有りです。
というのもこの買い方は、ナットを回すだけといっても強く閉めすぎてアダプターの軸が折れたり、インパクトの寿命、バッテリーの寿命も考慮すると長い目で見たらセットで買った方がお得といった意味になります。
といってもインパクトレンチですが、騒音はかなり大きいです。
近所の騒音が気になるし、配慮したいという方はインパクトでナットだけを回す方法で時間を省くといった意味で単体でアダプターとソケットを買うことをオススメします。
とここまで来てインパクトレンチって何?と思いましたら…
タイヤ交換でつかう正しい電動工具はインパクトレンチ
インパクトドライバーとインパクトレンチはカタチが同じで見分けがつきにくいですが
トルク数が大きく、使用しているバッテリーの電圧が高いためまったくの別物になります。
その分高い電動工具になっています。
といってもこのバッテリー式のインパクトレンチにも限度があって最終的には自分の手で本締めする必要があり、ナットを外す時に外れないトルク不足(力が足りない)というのは普通なのです。
騒音を気にならない人はいないと思いますが、トルクもあってタイヤ交換がスムーズなのは間違いなくコード式のインパクトレンチです。
エマーソンインパクトレンチ
もっと安いのはないの?シガーソケットを使うタイプもある!
バッテリータイプはコードの取り回しを気にせずタイヤ交換ができるので楽ですが
そのために買うのは高いなぁ
といった時にオススメするのがシガーソケットから電源を取るタイプのインパクトレンチです。
勿論、デメリットはエンジンを付けたまま交換することになるのでアイドリングができない狭い作業場所や時間をかけ過ぎると、少しガソリン代がかかってしまうところです。
力は絶大!タイヤ交換の相棒
安かったので壊れるんじゃないかと心配していた時はありましたが、5シーズンほど使いましたが問題ありませんでした。
今ではエンジンをつけっぱなしするのが嫌で、コード式のインパクトレンチを使用しています。
インパクトレンチといえど最後は人の手、クロスレンチで確認する必要があります。
クロスレンチでのタイヤ交換は時間がかかる
クロスレンチで充分じゃんと思うかもしれません
昔はクロスレンチで交換していましたが、インパクトレンチを使ってからはクロスレンチだけでの
交換作業はもうやりたくないというのが本音です。
クロスレンチを大きく回すことがとても時間のかかる作業です。
30分~40分ほどかかっていたため(タイヤ収納など含めた作業時間)
タイヤ交換の頃になると『めんどくさい、やりたくない~』と少しうつ気味になる感じでした
しかしインパクトレンチを買って使うと15分~20分程度で終わるようになりました
手慣れてくるともっと早くなるかもしれませんし、作業効率がまったく違います。
忙しい人やタイヤ交換がめんどくさい人はタイヤ交換はスタンドで交換してもらうことが多いかもしれませんが
結局はタイヤを後ろに積んで、待ち時間がある、スタンドまで行く時間を考えると自分で交換したほうが良い場面もあります。
壊さないための工夫
電動工具にはアタリハズレがあることもありますが
長く使うための工夫はあります
最初から最後までインパクトレンチをフルに使うのではなく、
外す時は、クロスレンチで少し緩める 最後の締め付け確認などはクロスレンチで本締めすることです。
最初と最後に力が大きく必要になるためインパクト(打撃)を減らすための工夫になります。
まとめ
1、騒音が気になりインパクトドライバーを持っているのであれば、ソケットアダプターとソケットで代用する。
2、インパクトドライバーを持っていないのであればインパクトレンチを買う。
タイヤ交換の作業時間がかなり減りましたし、まず力を必要とすることが減ったので疲れもあまり感じなくなりました。
時間を買うと思ったら、かなり安い買い物ではないでしょうか
極めてくると、F1タイヤ交換並みのスピード時間も現実的になってくるかもしれませんよ
メルテックインパクトレンチ