日曜大工で親戚や嫁さんに「ノコギリで木を切ってほしい」とお願いしてしばらくすると
親戚「あれ?マエソンさん!何回やっても真っすぐ切れないんだけど」
嫁「うまく切れなかったけどこれでいい?」
嫁さんも親戚の2人とも同じような方法で木材を切っていたのでかなり衝撃を受けました。
なるほどDIY初心者さんはこういうところでつまづくのかと・・・
最後には嫁さんに「木を切ってって言われても、そんな習ったことないしわかるわけないじゃん!」と言われました。
大工だった自分がその時に教えたガイド不要で手短にノコギリで真っすぐ切る方法を教えます。
のこぎりで真っすぐ切る方法
結論は木材の2面に線を引いて切るだけ
切りはじめは「のこぎり」に指をそえる。
2面の角を切り進めていく。
線通りに切るのが難しいんだっピ!
ある程度2面が切れたら、1面に切れ目を入れてくように切るのがポイントになるぞ!
最後まで2面を同時に切ろうとしているのがダメだ。
なるほど!欲を出してはいけないっピか!
まぁ!まぁ・・そういうことだな
線をかいていない裏側を切る。
のこぎりの刃が入ってるのでどこから切っても真っすぐ切ることができるのがポイント
ノコギリがうまく早く切れるようになる方法
①ノコギリは切るのではなく引く意識が大事
日本のノコギリは引く時に切れるようになっており、力いっぱい切ってもそれは無駄な体力を使うだけになり汗でびっしょりになってしまいます。
なので『切る』というよりは『引く』ことを意識しましょう。
そして無駄な力を入れる必要はありません。
②目線と姿勢は真っすぐか確認する
せっかくかいた正確な線も目線と体勢が真っすぐでなければ、キレイに切ることはかなり難しくなってきます。
というのもノコギリを切る動作は腕の前後運動なので、線にたいして正面に立つことが重要になってきます。
③ノコギリを切るときは刃全体を使う。
ノコギリを小刻みに動かすのでは腕が疲れてしまうので、できるだけノコギリの刃全体を使うようにして切っていくのがベスト
これはノコギリの刃が一部分だけ切れなくなってくるといったこと防ぎまず。
ノコギリ刃交換の長持ちさせる方法の1つでもあるのでノコギリを切る時は全体の刃を使うようにして切っていこう!
④作業台より枕木を使うと切りやすい
木材が動かないように体重をかけておさえながら切ることはガッチリとした重みのある作業台じゃないと切りにくいです。
また作業台が高いと線をのぞき込むときや線通り切れているか確認することが難しく、前のめりになり体勢が不安定になってしまいます。
安定してまっすぐ切るには、なるべく低い位置できることが重要です。
この4つのポイントを分かって実践するのと、そうでないときの仕上がりの違いは大きいです。
2x4材は、角が丸いので、回し墨が難しい
国産の木材(垂木や桟木といった木材)は角がとがったままですが、2x4材などの北米産の材料は角が丸くなっています。
これは角の面取りをしなくてすむので、とても便利なのですが、これが回し墨ではデメリットになってしまいます。
というのも角がないので、線が見にくいという点です。
これは、真上から少し前にのぞき込むように、見て線をかくしかありません。