DIY入門で揃えるノミ2本

 

ノミは限りないほどの種類があります

 

手道具だけで加工する場合は最低でも7~10種類必要です

 

しかし現代では便利な電動工具が多くあるのでノミは必要最低限の種類で事足りるようになりました

 

 

ノミは大まかに分類すると2種類

 

『叩きのみ』 と 『突きのみ』 の2種類です

 

 

叩きのみは持ち手の下にかつらとよばれる金属の輪がついていますが、これは何かというと

 

叩いた衝撃で木が割れることを防ぐためのものになります

 

 

 

その逆で突きのみは叩くことはなく両手で突くように削っていきます

 

突きのみは基本的には仕上げです

 

 

 

持ち手の下に金属の輪がついてるかどうかで叩きのみか突きのみかを見分けることが出来る

 

 

 

突きのみは両手のみの力で仕上げていくので基本的にはノコギリサイズの大きめの物が多いのが特徴

 

しかも切れ味は鋭くなければ仕上げがうまく出来ないので、叩きのみよりも刃研ぎが重要になります

 

 

 

しかし現代のDIYにおいて突きのみを駆使して使うことは継ぎ手仕口を作りたい日曜大工向けです

 

もはや突きのみは限られた人しか使ってないのが現状であり、当ブログでは飛ばします

 

 

 

必要な叩きノミの種類が知りたい

 

 

DIYで最初にそろえる必要なノミは2つあれば事足ります

 

 

3分ノミ(9mm)

8分ノミ(24mm)

 

この2本あれば問題ないでしょう

もし足りないとなればそこから作るモノや目的にそって買い揃えてくのがベストです

 

 

 

叩きのみの叩き方

 

 

基本的には槌で叩いて掘っていくのですが、注意するのは連続で叩いていいのは3回までです

 

これはのみを長く持たせるための使い方になります

 

なぜかというと連続で叩くと木が熱を持ち始め変形しやすくなるのです

 

『トントントントントン』ではなく

 

『トントントン     トントントン』

 

少し間をあけましょう

 

叩きのみの動かし方

 

叩きのみは刃を指先で持って墨つけ線に合わせるのではなく、持つのは柄のみで

 

両端どちらかを振り子のように移動させるのがコツです

 

そうすれば持ち方を変えずにスムーズに掘り始めることができます

 

 

 

叩きのみの見方

 

真上から叩きのみを見て使うことになりますが

 

顔を軸にすると刃をのぞき込む向きは横向きではなく縦向きにつかうのがベスト

 

横向き(ほっぺからほっぺ)

立て向き(おでこから唇)

 

これは覗きこむ角度によって失敗を防ぐためなので、使い慣れてきたら実践してみましょう