壁の中はどうなってるの?グラスウールと土壁のデメリット

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壁の中には断熱材と言われる外からの熱を吸収してくれる材料が入っています

現代はグラスウールが多く使われています

 

綿やクッションみたいにフワフワしていますが、触るとチクチクして触れたところはかゆくなります

というのも、このグラスウールはガラス繊維が使われています

もちろん壁でふさぎますので、住んでいる人には何も影響はありません

ではなぜこのグラスウールが主流になったのでしょう

 

 

昔の家は、土壁がメインでした

 

断熱材という概念は無く、竹を骨組み(下地)にして粘土、藁、海藻などを混ぜたものからなる壁です

ようはそのままの意味で、土を壁にしていました

自然素材を使うことで日本の高温多湿に合わせた呼吸する家づくりが行われていたのです

しかしこの土壁は冬はかなり寒いというデメリットがあります

実家が土壁でしばらく住んでいた経験があるのですが、こたつやヒーター、暖炉がなければ冬はテレビすらまともに

見れないくらい寒かったです

凍えてしまい家でゆっくりというよりは、いかに毛布をくるめて生き残るかに集中してしまいます

落ち着くはずの家が戦場ってわけです

 

もちろん夏も熱いのですがそれはどの壁でも言える現象です

土壁は風通しや調湿効果があるので扇風機や窓を開ければ比較的に過ごしやすいですが

熱を吸収しないため、暑いことに変わりはありません

また地震の揺れにより隙間が発生して害虫などが入りやすくなってしまいます

呼吸する家としては長く保てるメリットは害虫と家族になるようなデメリットが存在するのです

そして普及しなくなった一番のデメリットは工事の時間がかかるということです

家づくりも早く住みたい安くしてほしいという要望が多くなり、そして工業化(効率よく早く家を建てて利益を上げる)と進み

自然と淘汰されていくことになりました

 

 

そしてグラスウールの時代へ

 

土壁のかわりに石膏ボードとよばれる壁材が多く使われるようになりました

石膏ボードは現代においては切っても切り離せないほど壁材として普及しています

病院や工場の廊下や壁はコンクリート壁に思われがちなのですが、厚みと凝縮がされた強化石膏ボードというのが使われています

 

 

 

断熱材最大シェアのグラスウール

 

他にも多く断熱材があるのにも関わらず、なぜグラスウールがここまで普及したのでしょうか

それはとても簡単で

価格が安く、施工がしやすい」という2点です

今新たに注目されて高気密高断熱を売りにしたハウスメーカーは発砲ウレタンを採用しています

しかし価格差が5倍ほどあります

また扱いやすさでも、発泡系だとカットする手間が必要になってきます

しかしグラスウールの場合は下地の間にクッションを詰め込むような感じで入れていくので

時間がかからないというメリットがあります

 

 

グラスウールのデメリットは?

 

「時間の経過とともにへたってきて隙間が生じる!」

「湿気を吸うだけで吐き出さないので、カビが生えたり木を腐らせたりする」

といったことがよく聞かれます

内装屋にいた経験則になりますが、グラスウールを詰め込んで石膏ボードで閉じ込めるというものだったので

これって完全に密閉じゃん カビないのか と疑問に思っていたことがありました

特に夏場などは、湿気もムンムンなわけでその状態から張ってしまうわけです

しかし同時にめくるという改装などもしたことがありましたがカビが発生してるところは見たことがありませんでした

話を聞いても、20年以上たった家でグラスウールがひどい光景になっているのは結構レアケースなようです

ようはごくまれに発生するから、ハウスメーカーとしても悪いうわさ話をされたら・・・信用を落としてしまいますので

それを防ぐためにも発泡系ウレタンを採用するメーカーが多くなってきたのも事実です

 

 

 

セルロースファイバーという断熱材スタイルが出てきた

最強の断熱材と言われているセルロースファイバーですが、これはなにかというと

木とホウ素を混ぜ合わせた燃えにくい材料になります

ホウ素とは

害虫予防にもなるが、人体(哺乳類)は腎臓の働きによりホウ酸を排出するため影響はなく

昔から目薬、うがい薬、洗顔液として使われている

 

まとまったものではないのでシートをはり、隙間なく補充するスタイルになります

揺れ実験による沈下対策は問題がないとデータでは出ていますし隙間なく補充するので防虫、防湿、防火

ともに優れているものになります

これがデメリットにもなりますが仮にリフォームしてシートを破ってしまうとこれが溢れ出てくることになります

ようはリフォームしづらい家づくりになるとも言えます

 

 

どの断熱材を選ぶ?

 

もし防音性と考えるなら、断熱材の種類はさほどかわりがなく

壁を何重にも張り重さを増すことが重要になってきます

セルロースファイバーも様子見するのが無難といったところです

トータル的に見ると、僕だったら発泡系ウレタンを選びます

セルロースファイバーも施工次第で、業者がケチったりしたら本末転倒ですし

隙間のことをいったら地震で揺れが発生したら吹き付け発砲ウレタンでも多少の隙間がでるわけです

家は住めれば良い安さを重視している、のであればウレタン系を採用しているメーカーに見積もりを依頼して

比較させると値引き交渉も可能かもしれません

グラスウールは本当につめるだけいい簡単作業ですから、ウレタン系を採用しているメーカーとかわりないわけがないんです

 

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