インテリアの床と壁の間にあるもの
これが巾木(はばき)と呼ばれています
では、いったい何のためにあるのでしょう
掃除機をかけたとしましょう
[voice icon=”https://maeson-gt.com/wp-content/uploads/2018/04/オニャカタ.jpg2.png” name=”オニャカタ” type=”l”]角のゴミが中々とれないニャ むかつくニャ~[/voice]
ドンドン!!(掃除機を壁にぶつける音)
パキッ!
[voice icon=”https://maeson-gt.com/wp-content/uploads/2018/04/オニャカタ.jpg2.png” name=”オニャカタ” type=”r”]!?カベに穴が開いてしまったニャ!![/voice]
現代の壁のほとんどは石膏ボードになっているので当たり所が悪いとヒビが入り、割れてしまう可能性があります
また飲み物をこぼしてしまっても、壁紙の汚れを防ぐことができます
汚れを防ぐ、角を守るという役目があるのです
[voice icon=”https://maeson-gt.com/wp-content/uploads/2018/04/オニャカタ.jpg2.png” name=”オニャカタ” type=”l”]じゃあ質問ニャ! 天井の角なんて掃除機をかけないニャ!![/voice]
天井にも巾木(はばき)がありますね
しかし天井になると名前は
廻り縁(まわりぶち)と呼ぶようになります
そして巾木と廻り縁をまとめた言い方にすると見切り材(みきりざい)と言います
なぜ天井にも必要なのでしょうか
先ほど説明では巾木(はばき)は汚れや角を守る役目でした
実際に、天井にある見切り材はというと
装飾と隙間隠しです
というより巾木(見切り材)も隙間隠しが一番の理由だったりします
なぜ隙間をつくるの?
床がフローリングの場合、木材は湿気などで伸び縮みすることがあり
伸びた場合は壁を押してしまうことになったり、
縮んで場合は隙間が見えるようになってしまうのです
そしてもう一つの理由が…
角を隙間なく合わせることは、とても時間のかかる作業になります
なので、そこに時間をとってしまうと、家づくりが進まなくなってしまうことになるのです
そういった意味でも時間を短縮することができるアイテムだったりするのです
巾木(はばき)は木材だけじゃなくソフト巾木というものがある
ソフト巾木というのは、もしインテリアDIYを考えてるならとても便利なアイテムになります
このソフト巾木はとても柔らかく素材はゴムのようなもの
軽いため(塩ビ系)接着剤のみで取り付けることが出来ます
木材と比べるととても安い
木材の場合は専用工具で細い釘を打つ作業がある分、DIYでは工具を買う必要になるため不向きとなってしまうことも
茶色の壁紙と黒のタイルカーペットの間にあるのが内装リフォームの時に使用した大理石柄の黒いソフト巾木です
やはり大理石柄はお部屋のイメージががらりと変わります
ソフト巾木なので価格も抑えられたのが一番の魅力です