数多くの電動工具を持っている大工ことDIYブロガーのマエソンがブラックアンドデッカーマルチツール(マルチエボ)の特徴と欠点は何かを話していきます。
ブラックアンドデッカーマルチツールを検討している方には参考にして頂ければ幸いです。
なので・・・
・マルチエボはどうなの?いまいちわからないという方
・マルチエボを検討しているが悩んでいる。
・マルチエボの批判や口コミを見たけどどうなの?やっぱりやめた方がいいの?という方
そんな方には有意義な内容となっています。
まずはいまいちマルチエボを分かっていない方に簡単な説明から入りたいと思います。
目次
- 1 ブラックアンドデッカーマルチツール(マルチエボ)とは?
- 2 ブラックアンドデッカーマルチツールは最大何種類あるの?
- 3 マルチエボはDIYに強い味方になるの?
- 4 ブラックアンドデッカーマルチツール(マルチエボ)の特徴とメリット
- 5 マルチエボの欠点と弱点(デメリット)
- 6 新型マルチエボの進化
- 7 マルチエボの疑問を口コミやレビューを元に答えていくQ&A
- 8 マルチエボのそれぞれのヘッドについて
- 9 インパクトがあったほうが便利というのはどんな時なの?
- 10 ブラックアンドデッカーマルチエボの丸ノコ
- 11 2x4材を一発で切るより、板を切るほうがめんどくさいです。
- 12 ブラックアンドデッカーマルチエボ丸ノコのメリット
- 13 マルチエボ丸ノコのパワーはどうなの?
- 14 マルチエボの丸ノコまとめ
- 15 マルチエボのオススメセットはある?
- 16 マルチエボベーシックセット
- 17 その他のマルチエボヘッドツール
- 18 マルチエボのオススメ工具箱はある?
- 19 マルチエボコード式のメリットおさらいと新たなメリット
- 20 ブラックアンドデッカーは世界トップクラスのシェアを誇るメーカー
- 21 マルチエボは初心者が使うことが多いのでレビューが批判的になることがあるが・・・
- 22 ブラックアンドデッカー外観をご覧あれ
ブラックアンドデッカーマルチツール(マルチエボ)とは?
写真から見て分かるようにヘッドと本体が分離できることをマルチエボリューションシステム・・・略してマルチエボとなります。
マルチエボのヘッドをはずす
ヘッドをカポッとはずすことにより・・・
インパクトがサンダーになったり丸ノコになったりするわけです。
マルチエボはヘッド交換だけで色んなものに変わるのでお金がかからない、置き場に場所を取らないメリットがあります。
簡潔に言うとこれだけです。
ブラックアンドデッカーマルチツールは最大何種類あるの?
ブラックアンドデッカーマルチエボは最大12種類の工具に変形します。
・インパクト
・ドリルドライバー
・サンダー
・丸ノコ
・ジグソー
・トリマー
・レシプロソー
・空気入れ
・電動はさみ
・振動ドリル
・マルチツール
・ガーデンエボ
マルチエボはDIYに強い味方になるの?
マルチエボを使って6年目になりますが、家庭用に1台と悩んでるなら迷わずマルチエボにしたほうがいいです。
正直、マルチエボはインパクトとドリルドライバーが安く揃えられるのが一番のメリットでありながら18Vのパワーをもっています。
自分に合った適正ボルトバッテリーで買うのが一番安いのですが、大は小を兼ねるのが電動工具。
マルチエボはプロ工具との線引きにありながら安い。この一言に尽きます。
マルチエボの結論と欠点
マルチエボは最初の1台に、最後の1台としてインパクトやドリルドライバーは買い替える必要がなく、マルチエボのサンダーは万能に使えるデルタサンダーを採用しています。
・スピード重視のランダムサンダー(隅っこや角は届かない)
・仕上げにオービタルサンダー(粗削りは向いていない)
・ゴリゴリに力強くベルトサンダー
しかし1台で幅広く使いたいと思っている方はマルチエボサンダーがもってこいです。
マルチエボサンダーでできること
・三角のカタチをしているため、角や隙間を研磨できる。
・表面にサンダーをかけることで塗料をキレイに塗れる。
・手で触ると痛い角を丸くしたり、切断面をキレイに慣らすことができる。
マルチエボサンダーは万能に使えるサンダーなのですが粗すぎるものは例外です。
ここまで粗いとベルトサンダーや電動かんなを使わないと日が暮れます。
ですがDIYの2x4材やパイン集成材など、よく使う木材の種類は問題なく研磨できるため万能工具として優秀なのです。
切る丸ノコとジグソーはコードレスのためコードと比べると非力になってしまう。
しかしジグソーについては18Vを採用していることもありプロ並みのパワーがあり出番は少ないけど無いと困るのがジグソーなので日曜大工には使い勝手のいいものとなっています。
丸ノコについては2cmまでしか切れないことや刃が小さいため替刃の種類が少ないため小屋を作るといったガチガチにDIYする予定の方にはオススメしません。
しかし私はマルチエボの中で丸ノコを一番オススメします。
・重い丸ノコを延長コードなど用意せず、気軽にカットできること。
・大きい丸ノコになるとパワーがあり、後ろに跳ね返ってくるキックバック現象があるがマルチエボにはその危険がないこと。
・大きい丸ノコになると刃もむき出しでコンセントにさしてスイッチを押せば動くので子どもがいる家庭では厳重保管しなければならない。
マルチエボ丸ノコが家庭用では安全な理由
・刃が安全カバーですべて隠れている。
・安全ロックを引きながらスイッチを押さないと動かない。
・ヘッド付け替えは小さい子どもには力が必要なので、ヘッドから外しておけば万が一の対策ができる。
・コンパクトなので鍵付きの工具箱に収納することができる。
・刃数が少ないため切断面が粗くなるがサンダーで慣らしたり、メラミン化粧板ではカッターで切れ目を入れる工夫をすればキレイに切ることができる。
以上がマルチエボ丸ノコをオススメする理由となっています。
そもそも論、18Vのコードレスをこの価格帯で買えるのが異常で破格の安さです。
マルチエボが集約されたソフトバック付セット
このセットにはサンダーがないので単品で買う必要があります。
またゴミ出しの時に小さくカットできる電動ノコギリがついており、丸ノコの厚さ2cm制限をカバーできる内容に。
DIYや日曜大工などと言えば、気構えてしまいますが家庭内において電動工具があるのと無いのでは全然違い何気ないシーンで必要になってくるものです。
手すりが欲しいと思えばインパクトで手すりを取り付けることができる。
簡単な家具の組み立てがすぐに終わるドリルドライバー(穴あけにも)
インパクトではパワーがありすぎるためネジをなめてしまうことがありドリルドライバーがあればクラッチモードで締め付け具合を微調整することができます。
プラスドライバーをつかってネジを締め付けるとき、これくらいの感覚で締め付ければいいかなというのをドライバーが空回りする感じで止めてくれます。
さらにドリルドライバーはチャック式。
なので100均のドリルも使うことができます。
・インパクトの六角ドリルは1本ずつ揃えるには高い
・ドリルドライバーはチャック式であるためドリルを安く揃えることができる。
そのためにビスに合った最適のドリルサイズで穴あけができ、金具で固定したりと家庭内の修復作業にはもってこいです。
ホールソーを使ってドリルモードで穴あけ
ベニヤ板でもキレイに穴あけすることができます。
タイヤ交換やタイヤ空気入れにも
あくまでもインパクトドライバーなので本締めや本締めされた状態からのナット外しはできません。
そういった場合はインパクトレンチを使う必要があります。
しかし十字レンチでクルクル回してナットを外したり、仮締めしたりする分には問題なくタイヤ交換がかなり早く終わります。
タイヤ交換後の空気入れにマルチエボを使う
ヘッド切り替えで、次は空気入れに変形。
また自転車のタイヤ空気入れもすぐ終わり、手押し式の苦労や場所に困りがちなスペースを最小限にするのがマルチエボ空気入れです。
マルチエボの空気入れ
このようにドリルドライバーやインパクトが家庭に1台あれば大活躍間違いなしで、マルチエボはヘッドのみなので費用が安いです。
マルチエボの特徴をお話していきたいと思います。
ブラックアンドデッカーマルチツール(マルチエボ)の特徴とメリット
①コードレスでありながら18Vのため驚異的なパワーがある。
マルチエボは18Vであるためインパクトやドリルドライバーではパワー不足による不満や工具の買い替えをする必要がありません。
②収納がコンパクトであるメリット。
玄関先に置くことで家庭内と屋外作業にすぐに取り出せるメリットがあります。
軽くてコンパクトなので持ち運びが楽なマルチエボは一部の職人さんがサブ機として使われるほどです。
③マルチエボはすべてコードレスで使える。
マルチエボはすべてコードレス。
なので片付けのコード巻き、コンセントの場所やコードの位置を気にする必要はありません。
マルチエボにすればコードのストレスもなく準備や片付けも早く終わり時間短縮につながります。
ヘッドマグネットで切り替えがスムーズに。
.ヘッドマグネットにより切り替えがスムーズになるのでドリルだけ取り出してサッと作業に入れるわけです。
これらができることにより腰袋やホルダーなど準備する必要もなく取り出す手間もありません。
いやいや、手で持っていけばよくない?となりますが必ずどこかに仮置きするため見失えば探すストレスと無駄な時間が増えていきます。
マルチエボにすればビットホルダーが不要です。
⑤マルチエボはバッテリーが他にも使える。(ブラックアンドデッカーに互換性あり)
マルチエボのバッテリーはブラックアンドデッカー18Vシリーズであれば互換性があるためマルチエボ以外でも使うことができます。
その数なんと22種類。
もしマキタやハイコーキ18V同モデルであればマキタは2種類、ハイコーキは5種類のみしかバッテリーが他には使えない制限があり、プロ向けDIY向けと分かれているため互換性を要チェックする必要がある。
なのでマルチエボバッテリーは18Vだけを確認するだけでいいため、シンプルでわかりやすいのが魅力。
⑥ヘッドが長いため長い先端モノを買わなくていい
ヘッドが短いとコンパクトでいいと思いがちですが実際には長い先端モノを買う必要が出てきます。
なぜなら届かないシーンが多くなるから。
短い方が狭い場所に入り込めて便利とされていますが、日曜大工ではこのようなシーンはほぼ無いです。
むしろ長い先端モノだと短いモノと比べると高くなるためマルチエボにすれば余計に高いモノを買わなくていいメリットがある。
マルチエボの欠点と弱点(デメリット)
フックを付けることができない。
マルチエボにはフックが取り付けられないのですがブラックアンドデッカーはこう答えています。
高所で長時間作業しない一般ユーザーにとっては、不要だと判断した。それがなくて300円安くなるならその方がいい。
ブラックアンドデッカーがいかに家庭向けに厳選しているか伝わる内容ですね^^;
またフックをつけるということは、フック本体、フックをかける金具と腰袋やベルトを揃える必要が出てきます。
DIYなどでは作業台に置く、あちこち頻繁に移動する機会が少ないことがありフックはすり抜けて落としてしまうデメリットがあります。
どんなに高い工具でも落下による衝撃には弱いため、手持ちの方が落とさないように確実に注意することができます。
それでもフックが欲しい方はこれで対処できる。極匠GTH-11
マルチエボはコンパクトモデルに比べると重い
これは仕方のないことですが重いけどパワーを取るか、コンパクトだけどパワーは小さいのを選ぶのかはあなた次第です。
騒音が気になる方は多少重くてもパワーが高い方を選ぶことをオススメします。
マルチエボの特徴まとめ
- パワーがあるため最初の1台、最後の1台として長く使える。
- 収納がコンパクトなので玄関先に置くことで屋内と屋外両方にすぐ対応できる。
- すべてコードレスなので、コードのストレスがない。
- ヘッドマグネットにより切り替えがスムーズでネジなども置くことができる。
- マルチエボ以外でもバッテリーが使える。
- ヘッドは長いが短い先端モノを揃えればいいので安くなる。
要約すると、収納がコンパクトで安くてマルチエボにすれば買ってからもお金がかからないメリットがあります。
欠点は重いですが、新型マルチエボはその重さが改良されています。
新型マルチエボの進化
新型マルチエボは現在は3代目になり大きくモデルチェンジしました。
それでボディが11%軽量化され、ボディのみなのでたいして変わらないだろうと思っていましたが実際に持ってみると旧型には感じたズッシリ感が新型マルチエボでは感じないほど軽くなっていたので驚きました。
新型マルチエボまじで軽いです。
んーやはり持ち比べると、旧型にはズッシリと重みを感じます。
11%の軽量化って盛ってたわけではありませんでした・・・
軽量化以外にもスタイリッシュ(細身)なカタチになった。
グルッと回して、新型マルチエボのバックは角ばった感じでシュッとした印象。
重みもそうなんですが一番変わったと思ったのがサイズ感で新モデルはひと回り小さくなっており、シュッとした細身になってます。
最初に新型マルチエボを見た時にデザインがいまいちなんだよな~って思っていて実際に買って手に取って見てみると新型マルチエボいいじゃん、カッコいいじゃんと思えるようになってきて今では新型マルチエボを眺めると惚れ惚れするほど。
驚異の2.0Ahバッテリー容量アップ
1.5アンペアで足りなかったの?って思う方いると思うんですが、私は今までの1.5アンペアで十分でした。
プロでも軽さを重視するためにあえて2.0アンペアのバッテリーにするくらいです。
マルチエボはバッテリー2個セットなので、切れたらもう一個のバッテリーを使えば問題ないので容量アップは嬉しい限りです。
で1.5アンペアと2.0アンペアのバッテリーの重さはあまり感じなかったです。
ヘッドマグネットが広くなった。
新型マルチエボのヘッドマグネットは3倍近くスペースが広くなったのが確認できるかと思います。
実際に使ってみてほしいくらいの感動がこのマグネットにはあります。
新型マルチエボ進化のまとめ
- ボディがスリム化されて、よりコンパクトになった。
- ボディが軽くなりズッシリとした重みを感じなくなった。
- バッテリーの容量アップ。
- マグネットが3倍広くなった。
比較で新型マルチエボがどれだけ進化したかわかりやすく説明できたかと思います。
マルチエボの疑問を口コミやレビューを元に答えていくQ&A
ヘッド付け替えって面倒くさそうだけど実際はどうなの?
付け替え時間は3秒ほどで、思っているよりも不便は感じません。
簡単な図面さえ書けば木工では・・・切る→研磨→塗装→組み立てと一連の流れでできるため、ヘッド切り替えは頻繁にするものではありません。
マルチエボにしないということはコードレスと1つの本体からなるコスパと安さ、コンパクトな収納をすべて捨てることになります。
ガチャン!と切り替えるのもマルチエボ限定の楽しみの1つだったりします。
マルチエボは壊れる?故障しやすい?
私が使っている旧マルチエボは6年目になりますが1度も故障していません。
ようは使い方の問題です。なのでマルチエボより高い工具にしても使い方を間違えれば壊れます。
(※高いお金を出したのに・・・とショックも倍増)
故障しないように長く使うための使い方
①トリガーを引いてるときに正転逆転の切替をしない。
②本体が異常に熱いと感じたら冷めるまでしばらく使用を待つ。
③絶対に落とさない=どんなに高い工具でも衝撃に弱い。
この3つをおさえるだけでも長く使うことができます。
マルチエボより安いコードタイプのセットがあるけど、どうなの?
実際に持っていますが、私はこのセットはオススメできません。
なぜかというと作業台で作業するためだけの専用工具になってしまうから。
家庭内でドライバーを使うことがあればコードを引っ張る必要がありますし、本体コードが短いために延長コードを買う必要があります。
(木くずや鉄くずが入りこまないようにキャップ付きを選ばなければいけず、2000円はプラスに)
写真比較でもわかりづらいですが、ブラデカのジグソーは思ってるよりも大きいのでカーブ切りが若干やりづらいです。
マルチエボのそれぞれのヘッドについて
ここからはインパクトと丸ノコについてお話していきます。
インパクトがあったほうが便利というのはどんな時なの?
マルチエボのインパクトは使えるので、インパクトがあればどんなことができるのかを紹介していきます。
壁掛けテレビの取り付け
リビングにスピーカーを設置したり
リビングが映画館になったみたいで、最高です。
これを読んでるあなたにも味わってほしい。(いやいや持ってるし、って方すみません)
インパクト無しではこういったことはできません。
違う工具だと7Vやら10.8Vやらちょっとよくわからないという方はすみませんが、このパワーじゃ無理です。
ハイスペックなマルチエボのインパクトだからこそこんなこともできます。
この後にコンクリートを流して駐車場にする型枠です。
これも長いビスを連続で打たないといけなくて、細いビスだと型枠が倒れてコンクリートが流れちゃいます。
14.4Vのインパクトでもいけますが、夏場になると暑さにやられて止まります。(マキタで経験済み)
次は室外機カバーです。
これも直射日光で電気代かかるやら、落雪で天井がへこんでしまったために単管パイプで作った室外機カバーです。
インパクトの先端をソケットに取り替えるだけでこんなこともできます。
ブラックアンドデッカーマルチエボの丸ノコ
最大のデメリットはマルチエボの丸ノコは厚さ2cmまでの材料しか切れません。
マルチエボとデカい丸ノコと比べてみましょう。
これだけのサイズの違いがあり要約すると、デカイ丸ノコは大きい材料が切れるメリットがあります。
太い材料は切れないデメリット。
せいぜい1x4材が切れるほどの厚さなので2x4材が一発で切れないデメリットがあります。
2x4材(ツーバイフォーざい)
けどここで言わせて頂きたいのですが・・・
2x4材を一発で切るより、板を切るほうがめんどくさいです。
2x4材はホワイトウッドと呼ばれる柔らかい木であるのに対して、OSB合板(写真の)は木材を接着剤でさらに圧縮した板です。
ノコギリで切ろうものなら日が暮れます。
2cmまでといってもマルチエボ丸ノコで切れる材料はかなり多い。
桐板とメラミン化粧板
フローリング材
パイン集成材
パイン集成材にいたっては18mmが主流です。
それ以上の25mmになると高くて手が出せないというのがほとんどでホームセンターでは数も圧倒的に少ないです。
合板(ベニヤ、コンパネ)
2cmという制限があっても、切れる材料の方が圧倒的に多くマルチエボ丸ノコは切れます。
また2x4は構造材であるため一発で切るメリットよりも太い材料切るパワーがあるためキックバック現象が起こりやすくなり注意する必要があります。
ブラックアンドデッカーマルチエボ丸ノコのメリット
①パワーが強すぎないためにキックバックを起こしにくい
大きい丸ノコだとパワーが強いため後ろに跳ね返ってくることがありキックバック現象というものが起こります。
しかしマルチエボは跳ね返すまでの力は無く、あまりに固い木材だと「これ以上進まないので止まります」と言う感じでウィンと素直に止まります。
②ロックを解除しないと動かない安全スイッチ機能
人差し指のボタンを引いてからスイッチを押さないと動かない仕組みになっています。
なので、ヘッド交換中に誤ってトリガーを引いても丸ノコが動き出すことはありません。
ちなみにこれがデメリットにもなりますがロック機能が強くてかいた線に合わせる時に丸ノコの遊びが少なく、合わせづらい
それでも効率を求めるよりはケガをしない安全性が一番。
③作業音がうるさくない
マルチエボ丸ノコは他のメーカーにない安さで、しかもデカイ丸ノコに比べると音は小さめです。
「騒音が気になるなぁ・・・」と、少しでも静音がいいと思ったときはマルチエボ丸ノコはオススメです。
もちろん・・・すごい静か!というわけではありませんのでご注意ください。
マルチエボ丸ノコのパワーはどうなの?
これは針葉樹合板という住宅では床下や壁に使われる板になり、家を支えるための材料なのでとっても堅いです。
DIYでよく使われる白く柔らかい木材2x4材の比ではないくらい堅いです。
しかしマルチエボ丸ノコは切れます!!!!
マルチエボの丸ノコまとめ
- キックバックを起こすほどのパワーは無く止まるため初心者にも安全な丸ノコである。
- 2x4材を切る頻度は少なく、むしろ板を切る頻度の方が多いため2cmでも問題ない。
- 別売りのコード式ボディであればバッテリーを気にせず切ることができる。
- コード式のデカい丸ノコを買うのであれば、キックバック現象に気をつける必要がある。
丸ノコを使う上でガイド定規は友達のようなものですので一緒に買うことをオススメします。
機械のように正確に真っすぐ切れるメリットと刃と材料が干渉しないためバッテリー減りを抑えたりスムーズに切ることができます。
そんなお金出したくないよって方は丸ノコガイド定規の作り方を参考にしてください。
マルチエボのオススメセットはある?
新型マルチエボスターターセット
とりあえずマルチエボがどんなものか試したい、必要なものだけ揃えたい方向け
新型マルチエボベーシックセット
ネジ締め穴あけ、研磨、切るが1つのボックス収納されたスペースに場所を取りたくない方向け
いざという時に家庭用に1台ならコレ
新型マルチエボエキスパートセット
一番オススメ
なんで電動ノコギリがついてるのかというと、丸ノコのデメリットである2x4材などの太い材料が切れないときにゴミ出しの時に小さく切れるからです。
マルチエボベーシックセット
ベーシックセットの中を開けてみる
ベーシックはドリルドライバーが主体になっているので、インパクトドライバーはありません。
一見不便そうですがインパクトは基本「下穴なしで材料を締めつけることができる」ものなのでドリルで穴あけができるのとクラッチモードでネジやビスを締めつけることができます。
まとめるとインパクトなしでもドリルで穴あけしてクラッチモードで締めつければ問題がないということです。
私の本音をぶっちゃけるとやはりインパクトはあったほうが便利なのでオススメしたいのですが、必要最低限のセットでいきたい方はコレだけでもDIYはなんとかなります。
マルチエボの魅力は単体で買うことができる。
その他のマルチエボヘッドツール
レシプロソー
レシプロソーって何に使うの?って疑問に思う方もいるかもしれませんが、木材やゴミを小さくしたり庭の枝木のカットなどキャンプの焚火では枝木を細かくしたり大活躍
ちなみにこの電動ノコギリ、切り始めたらノコギリで切る音と大差ないので騒音が気になるという方はオススメです。
マルチエボのトリマー(本体周りをグルリと仕上げる)
バナナスタンドの土台のまわりが少し丸くなってるところがトリマー加工されたところです。
といっても、トリマーは電動工具の中でも、使用頻度が少なくあまり出番のない工具ともいえるので必要ない人には、本当に使いません。
どちらかというとワンランク上の仕上がりを目指したいといった人向けです。
トリマー自体が1万以上するのがほとんどなので、どういったものか試したいというときにオススメするヘッドツールです。
空気入れ
中に収納できるので、めっちゃ便利です。
ちなみに買ったら中に入ってるので付属品入ってないじゃんってならないようにご注意ください。
音はめっちゃデカいですが、自転車の空気入れは片手で確かめながら入れることができてすぐに空気を入れ終わることができるので騒音も一瞬です。
こどものボール入れに息切れしたり、自転車の空気入れに苦労したりしたのが消えたのでやっぱり電動に限るって心底思いました。
マルチエボのオススメ工具箱はある?
・木くずがついても簡単に拭き取れるハードケースであること。
・収納に場所を取らないこと。
・こどもがさわらないように鍵を付けることができる。
SK-11のSSC-380W
収納は・・・
仕切りを置いて・・・
入ったー!!!!
本体は上部ケースには当たっていません。
空気入れと振動ドリルも入りました。
ダイヤル錠は子どもに突破される危険性があるので、南京錠をかけます。
ベーシックセットを並べてもこの収納力です。
マルチエボコード式のメリットおさらいと新たなメリット
直接電源をとってるので、丸ノコの材料切断と回転パワーも上がりますし、サンダーは長い時間削ることもあるので
バッテリーの減りを気にしなくて済むのがメリット
そして、もし動かなくなったらバッテリーが悪いのか、それとも工具が悪いのか判断ができ
バッテリーの減りが少なくなってきてもコード式を買えば高いバッテリーを買う必要がない
本体が壊れてしまったときはコードレスに変えることができる。
これは便利なんです。
なぜかというと動かなくなった時、どこが故障してるのか、わからないため
修理となると店まで持ち込むか発送になり、修理代が本体以上かかるなんてのはごく普通のことだったりします。
なのでそういったときに本体を変えることができ、価格も安いって言うのはかなりお得だと思います。
バッテリーを気にしなくて良いのでたくさん切れますよ
またマルチエボで本格的にやり始めた時、2台増えることで、ヘッドツールを取り替える手間も省けます。
ブラックアンドデッカーは世界トップクラスのシェアを誇るメーカー
えぇ~!?そうなの~
ちなみに電動工具をピストル式にしたのはこのメーカーです
そして世界初の家庭用工具を誕生させる(のちにDIYや日曜大工を流行らせる元となった)
世界初のコードレス電動ドリルを発表(コードがないバッテリータイプ)
要するに、電動工具の先駆けですんごいメーカーだったてことです。
マルチエボは初心者が使うことが多いのでレビューが批判的になることがあるが・・・
インパクトで使用したらビットが抜けなくなった。数回しか使ってないのですが、ハズレを引いたようです。
本体が異常に熱いまま使い続けると、ビットがくっついてしまうことがあるので無理に長時間連続で使用しない。
色々使えて便利でしたが、9㎜で、穴明けしてたら、バッテリーから、煙りが出て壊れました。ガッカリです。
インパクトはビス打ち専用で、ドリルはあくまでも補助。
これらは2つの原因としてはインパクトのヘッドを上から押しつけながら無理やり打ち続けてビットが溶けて着いてしまったのが原因だと思われます。
インパクトの打ち込みは基本片手です。
ブラックアンドデッカー外観をご覧あれ
DIY入門といっても、安さからみてこのマルチエボはおもちゃ工具ではなく本格的な電動工具とヒシヒシと感じています。
丸ノコにはガイドがあると綺麗に切ることができ、先ほど紹介した丸ノコガイドがコチラです。
もしベニヤやコンパネといった板を切るとなったときに参考にしてください。
→合板はどれだけ種類があるの?それぞれの特徴とベニヤ、コンパネの違い
自作ガイド定規もよかったら参考にしてください。