目次
インパクトドライバーでできること
基本的に『ねじ』や『ビス』をとめる工具になり、少し違いがあります。
[aside]ねじとビスの違いはねじは穴があるモノにとめる
ビスは穴がないところに直接とめる
[/aside]
インパクトドライバーは(インパクト=打撃)ビスをとめる工具になります。
インパクトドライバーは「ねじ込む」というフレーズがふさわしく、かなづちを電動工具にしたのがインパクトドライバー
固い木材や固い金属を簡単なネジ回しでは入れることは困難です
回転だけは足りないパワーに打撃を加えたドライバーとなります
わかりやすく言うと、ドライバーの後ろをハンマーで叩いてねじ込むというイメージです
また先端をドリルビットに代えれば穴を開けることも可能です
インパクトドライバーが最初に手に持つべき電動工具と言われています。
インパクトドライバーの騒音って響く!?うるさいの?
負荷がかかると、『ガガガガ!』とデカイ打撃音が発生し、そのことで近所迷惑にもつながったりします。
ですがこのうるさい音を少しでも小さくすることが可能です。
それは・・・
モノが固ければ固いほど打撃が発生するのと、パワーが低いドライバーを選ぶと簡単に打撃が発生してうるさくなってしまいます。
なのでパワーの高いドライバーを選ぶと頻繁に打撃が発生しないと言うことになり、自然と静音モデルを選べることになります。
またインパクトではそのパワーを示す値をトルクといい
このトルクというのはネジを締め付けるための叩くパワーのことで
トルクが大きく回転数も多いとより強力なネジの締め付けができるということになります
インパクトのトルクの違いを試してみる
この小型インパクトドライバーはインテリア用インパクトと名付けられており最大トルクは12Nmになり
柔らかい木材でも打撃が発生しますがまったく問題がありません。
しかし固い木材となると、打撃がかなりの頻度で発生するようになります。
このように締め付けるものが、固ければ固いほどすぐに打撃が発生するようになるため
目安としてはカーテンレールやカラーボックスを取り付けるときに少しでも打撃能力が欲しいなという位置のインパクトになります。
トルク140のインパクト
ラワン合板という木材の中で最も固いものになります
コーススレッドという長いビスを使いとめました。
最も固い木材と長いビスをとめることができるパワーを持っています
しかし小型インパクトでは、入れることはできません
入れることはできても打撃能力が低いために故障する原因となってしまいます
このように用途に合わせた選択が必要になってきます
ここまででインパクトがおおまかにわかってきたではないでしょうか
小型インパクトをつかってみて思ったことは、あまり使うシーンがなかったです
引っ越しのときのカーテンレールの取り付け、カラーボックスの組み立て程度です
やはりトルク数は大きい方が色々と便利が良いです
というのも賃貸アパートでの低トルクインパクトはすぐに打撃が発生するのでうるさかった
低トルクでも高トルクでも値段にそれほど差が無くなってきているのでオススメとしては高トルクです
[voice icon=”https://maeson-gt.com/wp-content/uploads/2018/06/2オニャカタ吹き出し.png” name=”オニャカタ” type=”r”]迷ったらトルクは90以上がおすすめニャね[/voice]
そしてお次は、バッテリータイプとコードタイプについてです
インパクトドライバー!バッテリーVSコードあなたはどっち!?
インパクトドライバーにはバッテリータイプとコードタイプがあります
これはとてもわかりやすいですがバッテリータイプはコンセントを探さなくてもどこでも作業ができることで
コードはコンセントが近くに無ければ始まりません
場所次第では延長コードも買わなければいけません。
やはりインパクトで最も売れているのは、やはりバッテリータイプです
[aside]しかしコード式も捨てたもんじゃありません
それはバッテリーの性能、互換性を考えなくても良い
コード式なので本体が壊れなければ、半永久的に使うことができる
直接電源のパワーはやはり強い
[/aside]
うむ、コード式のいいところがでてきました。
しかし売れているのがバッテリータイプが多いというのも、実際使っているとバッテリーが使い易いのが事実です。
コード式がオススメの人というのは
インパクトそんなに使う予定がないかも・・・たまにしか使わないと思うんだ・・・でもパワーはほしい!という方向けです
インパクトのコードは使用頻度とビス打ちを考えると、とても使いづらいですが
コスト面では一番安くおさまります。
ここからまとめると
コード式は、どうしても場所が限定されてしまうので本格的な作業には不向きになります
インパクトは頻繁に使う工具になるので、決まった作業台で材料をカットして研磨してといった丸ノコやサンダーとは違い
その場所に出向かなければいけないので、やはりバッテリーがオススメです
バッテリーの大まかな説明
まずはバッテリータイプにはV(ボルト)数がかかれていますが
その値が大きければ電気を送る力が大きいためインパクトの力に影響が出てきます
力が弱い 10V < 14V < 18V 力が強い
またアンペア数は作業目安時間ととらえて良いでしょう
簡単に言うならば、1.0Ah=1時間 6.0Ah=6時間
あくまで目安程度になります
もちろん数字が低ければ、安くなってきますがパワーもその分落ちます
売れ筋ではないバッテリータイプの電動工具を選んでしまうと、結局は高いバッテリーを買うことになるので
圧倒的に使われているのはプロ用になり、他メーカーによる互換バッテリーが多く販売されています
しかし、最近ではDIY仕様の電動工具もメーカー次第で互換性のあるバッテリーがあるため
プロ仕様が絶対というわけではないです。
なのでどのメーカーが互換性があるのかも選び方で説明したいと思います。
インパクトドライバーの選び方
ここまでで1番オススメしているインパクトドライバーは高トルクのバッテリータイプです
また使うシーンによってかわってくるので、それも別にまとめてみましたので参考にしてください
日立工機 14.4V コードレスインパクトドライバー
このモデルの素晴らしいところは、他の電動工具にもバッテリーが使用できる(互換性あり)ことです。
高トルクでありながらケースバッテリー2個付きでありながら一番安いです。
しかしDIY仕様であるため、雨天や粉塵のまったところや高温での作業をするには不向きです
しかしこれらは日曜大工をメインとしているため雨の日や、作業環境が悪いところで作業しなければ問題ないと言うことです。
高トルク&バッテリー&安さ&DIYで選ぶならこのインパクトです
入門工具としても十分です
TD149DRFX
このモデルはプロ仕様であるため、劣悪な作業環境でも対応した耐久性特化のインパクトです
だからといって雨の日にガンガン作業するのはやめときましょう
さすがに限度がありますので…
やはりプロ仕様の圧倒的違いは、夏場の暑い作業でも問題なく動きました
そしてDIY仕様マキタモデルはよく止まりましたよ
バッテリー保護機能といってある程度、負荷がかかると止まってしまう機能があります
これもひっくるめて耐久性が低いというわけです
しばらく時間が経てば、戻りますがそれが1日後だったりとするわけです
この時は、猛暑の中汗だくになりながら作業してたので、おそらく日曜大工なら涼しい時にやろうで済む話です。
基本的にプロ仕様は丸1日使用することを想定して作られているので、セットで購入するとバッテリー容量が多いため
どうしても値段が高くなってしまいます。
このモデルは18Vでありながら価格が抑えられた不動の人気シリーズです
最上位モデルとなるとブラシレスや小型化やバッテリーランプなど人により
特に必要のない機能まで付いていきますが、もう少し予算を抑えたいというのならば
インパクトとしての機能は充分にもっているモデルになります
また互換バッテリーも多くあります
高トルク&バッテリー&本格的な作業ならこのインパクトです
そしてプロ仕様はカラーが豊富なのでお気に入りの色が選べます
ブラックアンドデッカーマルチエボ
世界が誇るDIY先駆メーカーここからすべては始まったと言っても過言ではない
ブラックアンドデッカーです
この電動工具が凄いところは、先端を取り替えることで丸ノコやサンダー、ドリルドライバー
またまた空気入れなど多岐に使うことができる電動工具です
またDIYインパクトとしては驚異の18.8Vを標準とした高パワーを発揮するバッテリー搭載
もはやプロ仕様のパワーです
そして驚くことなかれ・・・ヘッドを取り替えれると言うことは本体を変えることもでき
これにはコードタイプも切り替えることができるというマルチな使い勝手の良さ
自らを革命(エボリューション)と言うだけのことはあります
しかし一番のデメリットは多種多様高パワーを実現してる分、重いです
使ってみた感覚としては、デメリットはこれだけですね。
[aside]マルチエボが向いてる人
高トルク&バッテリータイプでもあり先端インパクトとコード式でも買うことができ迷える人向けでもある
また色々な工具を先端のみで入れ替えることができ、価格も安いためDIY入門編としても気軽につかってみることができる
[/aside]
インパクトは高パワーで他の工具も使ってみたいけど、ちょっとお金が厳しいという人はこの工具でどんなものか
色々お試しできるモデルというわけです
もっと詳しく知りたい場合はココ
→・DIYに強い味方!ブラックアンドデッカーマルチエボの評価と欠点
最上位モデルTD171DRGX
あくまで最上位モデルとして紹介しています
すべてにおいて最上級です
ヘッドの小型、ブラシレスモーターなど
バッテリー残量や小型化などがありますが、実際使っているとバッテリー残量というのは
いつも力が足りなくなってわかるほどだったので現場で集中して使っているとあまり残量はみていなかったです
あくまで力が足りなくなってきたな・・・残量が少ないな といった感じです
しかしヘッドの長さはとても短いです
ペン型インパクトドライバー
ペン型インパクトドライバーとは狭い場所での作業に向いており
メインは電気屋さんなど配線向けに作られたドライバーになります
ですが建具などインテリア用品の組み立てに場所も取らず
パワーもちょうど良いため、電気屋さん意外にも多くつかわれています
引っ越しの時のカラーボックス等家具の組み立て、カーテンレールなど
全然使う予定がないけどそのたまにが重要!といった人向けです
ピストルタイプの小型インパクトより、このペン型がオススメなのはケースにおさめられるところと
重くないことです
それとスリムでカッコいいところです
[voice icon=”https://maeson-gt.com/wp-content/uploads/2018/06/2オニャカタ吹き出し.png” name=”オニャカタ” type=”r”]スリムでカッコいいって、にゃんだそれ・・・[/voice]
[voice icon=”https://maeson-gt.com/wp-content/uploads/2018/07/マエソン.png” name=”マエソン” type=”l”]電動工具にも直感的にこのボディ形状が好きだってロマンも必要なんだ![/voice]
[aside]あわせて読みたい
・インパクトドライバーを選ぶときにはバッテリーの互換性に注意 DIY編
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