いきなりですが、ここでなぞ解きのお時間です。
目次
ドリルドライバーにかかれている数字・・・これはどういう意味でしょう?
ヒントは名前のドリルドライバー
[voice icon=”https://maeson-gt.com/wp-content/uploads/2018/06/2オニャカタ吹き出し.png” name=”オニャカタ” type=”r”]ドリルといえば、穴をあけたりするよね? てことは簡単だニャ~[/voice]
[voice icon=”https://maeson-gt.com/wp-content/uploads/2018/06/マエソン吹き出し.png” name=”マエソン” type=”l”]先に答えちゃうね!ドリルなんだから、穴あけのときに回転速度(スピード)をかえるものでしょ?[/voice]
ブブー!ドリルドライバー先端の数字は「ネジの締めつけ加減」を調整するものなんだ!
電動ドリルドライバーって何?
電動ドリルの派生で『穴あけ』がメインだった電動ドリルに
『ネジ締め』をつけくわえ、2つの機能をもった電動工具ということになります。
[aside]電動ドリルって何だ!?
電動ドリルとは、『ドリルで穴をあけるため』の専用工具のことで、(金属の穴あけや丸太級のものにデカイ穴あけるだったり)
今回紹介しているのは『電動ドリルドライバー』になり、
ドライバー(クラッチ機能付き)+ 電動ドリル = 電動ドリルドライバーということになります。
[voice icon=”https://maeson-gt.com/wp-content/uploads/2018/06/2オニャカタ吹き出し.png” name=”オニャカタ” type=”r”]クラッチはあとで説明するニャ![/voice] [/aside]
インパクトドライバーでも先端をドリルビットにかえれば穴をあけることができます。
いったい何が違うのでしょうか
それはとても簡単で、マジックペンの直径ならばインパクトドリルビットで充分にあけれます。
しかし、これ以上穴をあける直径が大きくなると
材料によりですが、インパクト特有の『打撃』が発生してしまいます。
『打撃』が発生することにより、刃がかけたり、材料を傷つけてしまうおそれがでてきます。
それでドリルドライバーにはインパクト特有の『打撃』がありません。
[voice icon=”https://maeson-gt.com/wp-content/uploads/2018/06/2オニャカタ吹き出し.png” name=”オニャカタ” type=”r”]ドリルドライバーには『打撃がない』ことがキモになってくるということニャ!それじゃあ他にも、穴あけができる道具がいっぱいあるけど最大の違いはニャんだろうか説明していくニャ!そして次はクラッチ機能ニャ![/voice]
クラッチ機能?
ドリルドライバーの先端には、数字がかいてありますね
これは『穴あけ』のスピード調整のようにみえますが、クラッチ機能と呼ばれて
簡単に言うと空回りさせる機能のことです。
そしてこの空回り機能は『ネジ締め』のためにあります。
ネジを回しすぎたり締めつけすぎたりすることで材料を傷つけない、ネジを痛めない
ちょうど良いところでネジをしめつけられるということです。
しかしこのクラッチ機能自体が必要かと言われれば、あまり必要のない機能でもあります。
ここで出てくる疑問は・・・『穴あけ』はドリルモードであける!
ドリルのマークにまわすことにより、ドリルモードに切り替わり穴をあけることができます。
[aside type=”warning”]注意ドリルモードでカチッ!と止めずに、数字とドリルモードの間でとめてまわすと
故障の原因になるので注意です。
[/aside]
ドリルドライバーはなんでチャック式なの?
先端の3つのツメで固定するチャック式(正式にはマルチキーレスドリルチャック※特に覚えなくてイイ)
手前の矢印の向きがついたところをグルグルと回すことで、爪がでたり、ひっこんだりします。
そこにビットをいれてまたグルグル回して固定するというものです。
これは工業系で使われるボール盤から派生したもので、丸棒が元々は基本のカタチであり
インパクトの六角ビットと比較される時がありますが、丸棒のため負荷がかかっても折れない
負荷を逃がすことができるためこのカタチになっています。
DIYでドリルモードが活躍するところ
ダストボックスの穴あけ
スティック入れだったり
他にも、ポリカ波板やサブロク板や
100均でよくみるMDFボードやプラスチックボードなど
穴をあけるのであれば、なんでもオッケー!
綺麗な仕上がりを必要とするのがドリルドライバー最大の違い
最大の使命といえるのが、普段あまり目に行かないパネル系です。
『化粧ケイカル板』や『キッチンパネル』などになります。
化粧ケイカル板は建設現場などではトイレなどでよく使われその時にトイレの配管の穴あけに必須だったり
キッチンパネルとはいってもバストイレなどにも使われますがあまりに美しい仕上がりのため用途は様々です。
大理石柄や、木目柄など見た目は美しいです
3x6板(ホームセンターでみる大きさの板)の中では、最上位であり
また化粧とは表に見えるという建築用語なので、簡単にいうと仕上げ材のことになります。
それでもってこのパネル系は1枚1万以上と高額です
失敗は許されないんですね
とこういう綺麗な仕上がりで失敗すると材料費がチャラになってしまう時に、登場するのがドリルドライバーというわけです。
パネル系になるとプロの世界の話だと思うかもしれませんが、ホームセンターではパネル系も安く置かれるようになったり
キッチンなどタイル張りの場合はキッチンパネルを張ると見違えるように綺麗なキッチン周りに大変身します。
DIY日曜大工などでは、穴あけは意外と使う用途があります
電動ドリルドライバーをまとめる
さぁここまでお話ししてきましたがどうでしょうか
実際には、電動ドリルドライバーを使うことは少ないです。
クラッチ機能のついたネジ締めはあまり使われることは無く
DIYハードユーザーや仕上がりに徹底するプロユーザーなどが主に使う程度です。
板の穴あけや日曜大工の家具の穴あけなど、のところでつかうのが電動ドリルドライバーという位置づけなので
インパクトドライバーと電動ドリルドライバーどっちを買うのが良いのかとなった場合
オススメするのはインパクトドライバーです。
まずはインパクトドライバーを使い、こと足りなくなってきて検討するのが電動ドリルドライバーでしょう。
ドリルドライバーの選び方
とりあえず安く抑えたいDIYモデル
ブラックアンドデッカーマルチエボ用先端ドリル
これは電動ドリルドライバーの先端のみとなっています、というのもマルチエボと呼ばれるこの工具は先端を取り替えることで
色々な、工具に変身しマルチな活躍を見せるためDIYで人気の工具です。
それでもってなぜオススメなのかというと安さです。
というのも先端を買うだけなので、例えばインパクトドライバーを使っていてドリルドライバーが欲しいとなった時
普通は電動ドリルドライバーを新しく買うことになります。またバッテリーも違えば、はめることはできません。
しかしマルチエボはすでに本体を持っているので、先端だけを買えばいいと言うことになります。
使っていますが、まったく問題ありません。
マルチエボ本体セット
セット売りでDIYを始めるためのツールとしては文句なしの品ぞろえセットです。
クラッチ不要、自動車のようにオートマ機能でネジ締め
ブラックアンドデッカーオートマチックドリルドライバー
電動ドリルドライバーのクラッチ機能がなくなり、オートマ機能になったモデル(自動でとまる)
もちろん綺麗に水平とはいかないので結局はトリガースイッチで調整しなければなりません。
こういうのもあるんだなぁという紹介と・・・
[voice icon=”https://maeson-gt.com/wp-content/uploads/2018/06/マエソン吹き出し.png” name=”マエソン” type=”l”]デザインがカッコいいし、AUTOSENSEてロゴが時代を先取りした感じでロマン心をくすぐるんだよね・・・買おうかな[/voice][voice icon=”https://maeson-gt.com/wp-content/uploads/2018/06/2オニャカタ吹き出し.png” name=”オニャカタ” type=”r”]まぁそういう個人的な気持ちも作業が楽しくなるから、そういう選び方もありニャよ[/voice]
とまぁここまできて疑問に思うことはありませんか?
『モード切替できるなら、ドリルもインパクトもドリルドライバー的なのも全部一緒にできないの?』
それが・・・
あるんですね
あるなら迷う必要もないし人気電動工具にならないの?
それはシンプルな答えで
お高いんです。
[voice icon=”https://maeson-gt.com/wp-content/uploads/2018/06/2オニャカタ吹き出し.png” name=”オニャカタ” type=”l”]む・・・それを言われたら、おしまいニャ[/voice]
4モード切替可能電動ドライバー